短編集『Being & Belonging』上映 + ディスカッション
HIVやAIDSと生きるその経験を映像で綴る短編映像集、日本でも上映&配信!
いること、いる場所があること。
セックスや親密な関係、スティグマや孤独との向き合い方など、この現代においてHIVと生きることの現実を反映した映像集[Being & Belonging] 公募により集まったアメリカ、カナダ、韓国、アルゼンチン、コロンビア、メキシコの作家7組の作品が、自分のコミュニティから差別されたりHIVに関する主流の語りからも見過ごされがちな体験を共有します。
作品はニューヨークのアート団体Visual AIDSによりコミッションされ、彼らが30年以上続けてきたDay With(out) Artというプロジェクトの開始日、そして世界エイズデイでもある12月1日から世界100ヵ所以上の美術館などで上映されます。
写真:JHOEL ZEMPOALTECA AND LA JERRY, 'LXS DXS BICHUDAS', 2022
【申込】不要
映像集の配信を始めました 下記サイトよりご視聴ください。
http://normalscreen.org/events/dwa2022
会場のコミュニティセンターaktaでは、12月1日(木)〜12月11日(日)まで、RED awareness -アートで会話しよう- 展示「in Bloom」を開催しています。
開催リポート
aktaと共催で行い、ちょうどここで展示をされていたアーティストのフォスター・ミックリーやMadame Bonjour JohnJも冒頭に話をしてくれた。
本編上映後は来場者に数グループにわかれてもらい、感想を話してもらった。そして、こちらから投げかけた質問にそれぞれのスマートフォンを使って匿名で答えてもらい、それを皆で共有した。質問はたとえば、「HIVに関してどのような表象を見ながら育ったか?最近どのようなHIVの表象をどこで見たか?」など。
来場者には作品の解説を日本語に翻訳した資料も配布した。
やはり家で一人で配信を見るのとは違い、鑑賞後に感想や疑問を共有でき、作品について考えることができたように思う。
来場者は約25名。
詳細は http://normalscreen.org/events/dwa2022 をご覧ください。