イベント情報

RED awareness -アートで会話しよう- 展示「in Bloom」

日時
2022年12月1日(木)〜12月11日(日)15:00-21:00(月・火・水曜休館)
会場
コミュニティセンターakta(東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル301)

12月1日世界エイズデーを機会に、HIVのことを身近に感じている人も、そうでない人も、アートを通して、会話してみよう。
aktaでは、HIV・性感染症等の最新情報を掲載したパンフレットやコンドームを自由に持ち帰ることができます。

● 展示「in Bloom」
フォスター・ミックリー with Madame Bonjour JohnJ

多様で唯一無二の花を様々な背景で撮影したポラロイド作品の展示と映像作品の上映。自然のように、写真は無限にある。花の美しさの多様性のように、人は定義し、名付け、変形し、複数であり、自意識があり、多様であるべきなのです。作品は、会話とメッセージとともに来場者にGIFTされます。

■フォスター・ミックリー(Foster Mickley)/写真家、文筆家、ビジュアル・アーティスト
1985年生まれのフォスター・ミックリーは、シカゴのメディル・ジャーナリズム学院を卒業後、コロンビア大学でファインアーツを、パリのマグナム・フォトで写真を学びました。これまでの主な展覧会には、NYC Munch Gallery での個展、フランス、アルルの Voies Off、韓国芸術総合学校、NYC Ilon gallery、ベルリン Foto Kiez、東京リマインダーズ・プロジェクト Stronghold、京都 KG+でのグループ展(2020)などがあります。ニューヨーク出身のミックリーは、10年以上にわたり、ニューヨークとベルリン、東京を行き来しながら活動を続けています。2020年から京都を拠点にしているミックリーは、2021年には、ICA 京都、リサーチ・フェロー・プログラムにも参加しています。

■キュレーター:イザベル・オリヴィエ

※イベント開催中は鑑賞できませんのでご了承ください

また、12月3日(土)17:30-19:30には、Normal Screenとの共催でVisual AIDS[Being & Belonging]上映+ディスカッションをおこないます。ぜひご参加ください。

開催リポート


この展覧会では、さまざまな立場の来場者と多くの美しい出会いがあり、分かち合いがありました。aktaのボランティア、aktaの常連客、そしてアーティスト、作家、学生、ギャラリーオーナーなど、アートやクラブシーンに携わる多くの初来場者を迎え入れ、繊細な空間を作り出しました。会期中は毎日、アーティストのFoster Mickley、キュレーターのIsabelle Olivier、アーティストでスタッフのJohnJが、ほかのaktaスタッフとともに来場者を迎えました。来場者一人ひとりの感性に耳を傾けながら、aktaのミッションを伝え、想像力を共有し、静かな時間を過ごし、フィルムと、ラブレターと、読み、歩き、選んだポラロイドと一緒に輪を作り上げました。作家は、150枚以上のポラロイド作品をギフトとしてラッピングし、aktaにいるスタッフの「思いやり」と「サポート」に共鳴する作品を提供しました。この展覧会は、aktaの一部であり、時間や関わり方について共通の感覚を持つ、まったく異なる人々の新たな出会いを可能にしたのです。

RED awareness「アートで会話しよう」
展覧会「in bloom」総来場者数:のべ195名