イベント情報

「カミングアウトジャーニーとその後の物語」in 熊本 同時上映会&参加者トーク

「カミングアウトジャーニーとその後の物語」in 熊本 同時上映会&参加者トーク
日時
2025年12月6日(土)19:30-21:30(19:00開場)
会場
Denkikan(熊本県熊本市中央区新市街8-2)熊本市電「辛島町」下車 徒歩2 分
入場
入場無料
ゲスト
登壇:福正大輔さん(舞台演出家・社会福祉士)
司会:八尋優子さん

世界6つの映画祭にて受賞、20を超えるオフィシャルセレクションに選出されたドキュメンタリー映画とその続編を同時上映します。上映後の参加者トークでは、会場のみなさんからの質問も受けつけます。
(ドキュメンタリー映画とその続編は全国で上映会を開催中です。詳しくはチラシをご覧ください。)

映画上映
『カミングアウトジャーニー(1)』
2022年、40代の夏に福正大輔さんがセクシュアリティのこと、薬物・アルコール・セックスの依存症、そしてHIVとともに生きていること、ありのままの自分を友人・職場・家族へカミングアウトする旅を描いたドキュメンタリー。

『カミングアウトジャーニー(2)結婚編』
2025年4月、山梨県小淵沢にある中村キース・ヘリング美術館での公開挙式や参列者の声を収録した「その後の物語」。

参加者トーク
登壇:福正大輔さん(舞台演出家・社会福祉士)
司会:八尋優子さん

開催リポート

カミジャニ熊本
カミジャニ熊本
カミジャニ熊本

日本エイズ学会の開催期間中に、熊本で活動する「熊本から結婚の自由にyes!実行委員会」、「くまにじ」の協力を得て開催することができました。『カミングアウトジャーニー』を劇場で上映するのは初めてで、音響と映像のクリアさに感動しました。映画を視聴した人からは「アライとして応援したい」「中学生の教育に活かしたい」との声がありました。アフタートークでは、熊本で活躍する鍼灸師の八尋優子さんと体験談を共有しながらお話をしました。福正大輔の前主治医も特別ゲストとして登場し、HIV診療場面のリアルを伝えることができました。地元で活動する九州同性婚訴訟原告のこうぞうさんや弁護士の方にもコメントいただき、HIV/AIDSのみならず、LGBTQ+の人生にかかわる大事なイシューをさまざま語り合う時間となりました。参加者40名のみなさんと協力いただいた電気館・ボランティアに感謝します。

 

「地元熊本での上映会」こうぞう(結婚の自由をすべての人に九州訴訟熊本原告)

熊本での上映会には性別や年齢も様々な人が来場し、地方都市でも多くの人が足を運んでくださることに嬉しくなりました。

僕は現在、パートナーのゆうたと共に、同性婚法成果を求める「結婚の自由をすべての人に訴訟」の原告をしています。彼とは2002年に出会い、偶然ですが2人とも当時から周囲に同性愛者であることをカミングアウトして生活していました。

会場の映画館「Denkikan」周辺の繁華街でも手を繋いで歩いていました。男性同士が手を繋ぎ歩く姿に向けられる異質なものを見る視線は現在よりも強いものでしたが、「おかしいのは僕らではなくそのような視線を向ける社会だ」という思いを持ち2人で歩いていました。その気持ちは、当時も20年以上経った現在も変わっていません。

そんな時間を過ごしてきた地元熊本で、福正さんの映画を通じ多くの人がカミングアウトについて考えてくださったことを嬉しく思います。「カミングアウトが必要のない社会」実現のためには、様々な思いを持ちカミングアウトする人々が、今はまだ必要だと思っています。