日本では、毎年約1500名の新規HIV感染者が報告されています。そのうち東京都は約1/3を占めております。とりわけ新宿区は日本有数の歓楽街である歌舞伎町もあり、全国で最も感染者数の多い自治体といえます。一方で、薬害エイズ裁判により設立された最新・最高度のHIV医療・研究体制を誇るエイズ治療・研究開発センター（ACC）やHIV/エイズをはじめとしたセクシャルヘルスの情報センターakta、その他様々な検査所や支援・啓発団体が集中し、最もHIV感染症対策が進んだ地域であるともいえます。

このたび、私たちは新宿区内でHIV感染症対策に日頃から取り組んでいる新宿区保健所、akta、ACCをバスで巡るツアーを企画しました。HIV感染症に対する最新の正しい知識を学ぶとともに、各施設でどのような対策や取り組みを行っているかを知っていただき、今後新宿区としてHIV感染症対策に対してどのように取り組んでいくべきかを考える機会としていただければ幸いです。

YouTube　TOKYO AIDS WEEKS チャンネル内で公開

協力：

社会福祉法人はばたき福祉事業団

新宿区保健所

国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター（ACC）

特定非営利活動法人akta

特定非営利活動法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス（JaNP+）

認定NPO法人ぷれいす東京

第38回日本エイズ学会学術集会・総会