エイズフェス2024 ~START BY KNOWING~

HIV/エイズ、最近増えている梅毒の最新の情報を発信。
若者に人気のゲストを呼んでステージパフォーマンスを行い、HIV/エイズ、梅毒の知識を「UP DATE」。
レッドリボンのオリジナルキーホルダー作成やポスター・メッセージなどの展示、出展ブースを通して、
HIVとともに生きている人たちに思いをめぐらせます。
【出演予定】
・瀬川あやかさん(歌)
・KEIKOさん(バルーンアート)
・OBR(ダンス)
・ゼロから打ち師始めます。(ペンライトパフォーマンス)
【出展予定】
・認定NPO法人 ぷれいす東京
・公益社団法人 東京都臨床検査技師会
・青少年の性と健康を考え活動する会(2SK会)
・東大で性教育を学ぶゼミ
・「極私的梅毒展8」コケ丸
その他ブース、展示など全28団体のご協力のもと開催いたします。
詳細は、http://4tweb.jp/aidsfes2024/
開催リポート
都は、12月1日の「世界エイズデー」を中心に、11月16日から12月15日までを「東京都エイズ予防月間」として、HIV/エイズの予防やHIV/エイズに対する偏見・差別を解消する様々な取り組みを実施しています。今年度の予防月間のテーマは、「正しく知ってつなげる未来」としました。
治療法の進展により、今では、HIVに感染しても、増殖を抑える薬で治療を続けると、これまでと変わらない社会生活を送ることができます。また、「U=U」(ユー・イコール・ユー Undetectable=Untransmittable ウイルスが検出されなければ感染させない)というメッセージが表すように、治療によりHIVウイルスが継続的に一定以下に抑えられれば、性行為でもパートナーに感染させることがないことが科学的に根拠づけられました。
しかし、この知識が十分に広がっていないことから、感染の不安があっても検査を受けないままでいたり、HIV陽性者の方々が偏見や差別により不利益を被るなどの実態があります。予防月間では、HIVエイズのことを正しく知って、予防や早期発見・治療につなげ、HIV陽性者への差別・偏見のない未来につなげていくことを目指しています。
エイズフェスは、性感染症の感染が多い若者に向け、同世代の若者が企画、運営をする啓発イベントで、12月7日に豊島区中池袋公園で開催しました。大学生が司会を務めたステージは歌手の瀬川あやかさん、ペンライトパフォーマーの「ゼロから打ち師始めます。」など、若者に発信力のある出演者が盛り上げ、複数の大学サークルにブース出展いただき、今年も多くの方が来場しました。また、近年の梅毒の感染拡大を受け、デザイナー コケ丸さん出展の極私的梅毒展で、アートにより梅毒の知識をわかりやすく伝えていただきました。