展示 『WE ARE POSITIVE – UPDATE HIV!』
2023年春に開催された「東京レインボープライド・パレード」で市民団体等が協力してHIVをテーマにしたフロートを4年ぶりに出展。その先頭で初めてHIV陽性の仲間たちが「WE ARE POSITIVE」のフラッグを掲げて歩きました。
12月1日の世界エイズデーに、「OUT IN JAPANプロジェクト」と「JaNP+」のコラボレートによる、自らHIV陽性とカミングアウトして様々な分野で活動をしてきた当事者の写真とメッセージパネルを 新宿西口の地下道にあるギャラリーで展示します。
ぜひご覧ください。この機会にHIVの最新情報の知識もアップデートしましょう!
※安田生命ビル地下の新宿西口プロムナードギャラリー(閉鎖)とは違いますので、ご注意ください。
【お問い合わせ先】office⭐︎akta.jp(⭐︎を@に変えてください)
詳細は、https://akta.jp/information/5448/
開催リポート
12月1日の世界エイズデーに、「OUT IN JAPANプロジェクト」と「JaNP+」のコラボレートによる、自らHIV陽性とカミングアウトして様々な分野で活動をしてきた当事者の写真とメッセージパネルを新宿西口の地下道にあるギャラリーで展示しました。
2022年、日本で新たにHIV陽性を知った人たちは、844名でした。
そのうちの約30%は検査が遅れ、エイズを発症してから感染を知っています。
HIV感染症はまだ完治しない病ですが、検査を受けて早めに治療を始め、これまでと変わらずに生活している人たちがたくさんいます。
わたしたちはもうすでに3万人を超えるHIV陽性の人たちとともに暮らしています。
U=U (効果的な治療を続けていればHIVは感染しない)など、HIVに関する新たな考え方やエビデンスもどんどん出て来ています。
2023年春に開催された「東京レインボープライド・パレード」で、市民団体等が協力してHIVをテーマにしたフロートを4年ぶりに出展し、その先頭で初めてHIV陽性の仲間たちが「WE ARE POSITIVE」のフラッグを掲げて歩きました。
都庁に向かう地下道のギャラリーでは、パレードで掲げた巨大フラッグのレッドリボンがひときわ目を引きました。通勤や観光などで行き交う人々が立ち止まり、ショーケースに近づいてレスリー・キーの撮影したポートレートやメッセージを真剣に読む姿が、展示設営の段階からたくさん見られました。
展示パネルには、aktaや協力団体の情報サイトのリンクバナーを掲載しました。また共催の東京都保健医療局でもメールマガジンに掲載し、積極的な広報を行いました。
また、好評につき12月15日〜24日まで、新宿二丁目のコミュニティセンターaktaでも展示を行いました。
日頃、HIV情報に触れる機会が少ない様々な人々が、HIVの知識を最新情報にアップデートし、日本のHIVのリアリティの一端に触れる機会になりました。