イベント情報

サリム・S・アブドゥル・カリム博士 カライシャ・アブドゥル・カリム博士 来日記念 特別講演会

日時
2023年11月29日(水)14:00-17:00
会場
ハイブリッド開催 会場:国立国際医療研究センター
入場
無料
ゲスト
サリム・S・アブドゥル・カリム博士、カライシャ・アブドゥル・カリム博士、佐藤佳先生、他日本人研究者1-2名

エイズ・COVID-19研究から得た教訓と日本人研究者へのメッセージ

サリム・S・アブドゥル・カリムとカライシャ・アブドゥル・カリム両博士は、2002年にThe Centre for the AIDS Programme of Research in South Africa (CAPRISA)を南アフリカ共和国ダーバンに設立し、HIV/エイズの研究に長らく貢献してこられました。

CAPRISAの功績には、HIV/結核の重複感染へのART 早期導入法が予後を大幅に改善させることや抗ウイルス膣剤がHIV予防に有効であることを示すなど、エイズ予防・治療への重要な発見が含まれます。また、両夫妻はCAPRISAで過去20 年以上にわたり600 人以上のアフリカ人研究者の育成を行 ってきました。

最近では、COVID-19に対するワクチン接種や治療などの対策に従事しながら、疫学的調査により感染拡大の周期を解読・予測し、またウイルス学的な基礎検討を行うなど幅広くご活躍し、同国政府の方針決定やワクチンの臨床治験に主要な役割を担っておられます。

これらの功績により、2022年岸田内閣総理大臣より、第4回野口英世アフリカ賞(医学研究分野)が授与されました。

このたび、グローバルファンド日本委員会のお招きによる両夫妻の来日を記念し、ご夫妻のご講演ならびに日本人研究者との懇談会を開催させて頂くこととなりました。エイズやCOVID-19対策の経験から得た知恵とは何か、次のパンデミックに何を生かすか、自由な意見交換を行したいと存じます。

広く感染症研究に従事なさる皆様のご参加をお待ちしております。

【開会のご挨拶】
・サリム・S・アブドゥル・カリム博士 ご講演 30分
・カライシャ・アブドゥル・カリム博士 ご講演 30分
・東京大学医科学研究所 佐藤佳先生 (G2PJapan主催)ご講演 30分
・他、日本人研究者1-2名※  各ご講演30分
・登壇者と会場参加者によるラウンドテーブルディスカッション
・閉会のご挨拶 

【定員】約50名(オンサイト)

【申込先】https://forms.office.com/r/73hhZQnzWg?origin=lprLink