日本エイズ学会「PrEP導入準備委員会」による医療従事者向け・支援者向けの手引き、利用者向けのPrEPガイドと２つのツールが作成されました。その内容を紹介します。

「日本におけるHIV感染予防のための曝露前予防（PrEP）利用の手引き」紹介
PrEP利用の手引き・利用者ガイドはこちらから

【プログラム】

• ご挨拶＆経緯について
  水島 大輔（国立研究開発法人国立国際医療研究センター）
• 日本エイズ学会の手引きについて
  谷口　俊文（千葉大学医学部附属病院　感染制御部・感染症内科）
• 質疑応答
  水島　大輔（国立研究開発法人国立国際医療研究センター）
  高野　操（国立国際医療研究センターSH外来・看護師）
  谷口　俊文（千葉大学医学部附属病院　感染制御部・感染症内科）
  司会：生島　嗣（特定非営利活動法人ぷれいす東京代表）

【対象】医療従事者、行政担当者
【申込】https://forms.gle/bve1n2XudH6XcPDu8

＊このセミナーは、令和2～4年度厚生労働科学研究費補助金（エイズ対策政策研究事業）HIV感染症の曝露前及び曝露後の予防投薬の提供体制の整備に資する研究の一環として開催されます。

PrEP in JAPAN
このサイトはPrEPに関する情報と性の健康に関する情報を発信しています。

見守りリンク集
（処方、自己輸入者への見守り提供）

事務局：特定非営利活動法人ぷれいす東京

「PrEP in JAPAN」の下記ページよりアーカイブ動画をご視聴いただけます。

https://prep.ptokyo.org/topics/305

開催リポート

日本エイズ学会「PrEP導入準備委員会」委員長の水島大輔医師（国立国際医療研究センター ACC）が代表をつとめる研究班が中心となり、分担研究者：谷口俊文 医師（千葉大学）が執筆/取りまとめの中心となり「日本におけるHIV感染予防のための曝露前予防（PrEP）利用の手引き」がまとめられた。これを受けて、同じく分担研究者の生島嗣が中心となり「日本におけるHIV感染予防のための曝露前予防（PrEP）－利用者ガイド」を取りまとめた。これを周知するために二つのセミナーが開催されたので報告する。このアーカイブは公開しているので、関心がある方はご覧いただきたい。

手引き書/利用者ガイドはこちらからPDFをダウンロードいただけます。
利用の手引き・利用者ガイドについて/

12月13日 医療者/行政むけのセミナー
出演： 水島 大輔（国立国際医療研究センター）、 谷口 俊文（千葉大学）
高野 操（国立国際医療研究センター） 司会：生島嗣（ぷれいす東京）
参加者数：73人、再生回数：192回

セミナーを受けて以下のメディアで紹介記事が書かれた。

2022年12月21日 gladxx
PrEPユーザーのリアリティ――2022年の現在地
https://gladxx.jp/column/goto/8283.html

2023年01月06日 Medical Tribune
HIV曝露前予防、エイズ学会が「手引き」策定
https://medical-tribune.co.jp/news/2023/0106554121/