映画『ウィークエンズ』上映会 韓国のクィアたちは、今
チャーミングに、自分の声で、この世界に向けて朗らかに歌う♪ソウルのゲイコーラスのドキュメント映画
【プログラム】
映画『ウィークエンズ』上映会
アフタートーク『2022年、韓国クィアたちの今』
【出演者】
loneliness books
植田祐介(翻訳者)
【定員】20名
【申込先】shingokyoto1980☆gmail.com(☆を@に変えてください)
開催リポート
12月11日西日本最大のゲイタウンである大阪市堂山町近くのバーで、映画『ウィークエンズ』の上映会を行いました。主催はパク・サンヨンさんの『大都市の愛し方』読書会も行っているあんにょんパンドです。
この映画は2003年に結成された韓国のゲイコーラスグループであるG-Voiceを、長年にわたって追ったドキュメンタリー映画です。メンバーたちは、最初は自分たちのことを考えるだけで精一杯でしたが、セウォル号事件やキリスト教右派によるクィアパレードへの妨害、中心メンバーの死などを経て社会的なアクションを起こしていくようになります。しかし彼らに一貫して言えるのは、自作自演の歌のチャーミングさだと思います。
残念ながら2022年末でloneliness booksが所有していた上映権は切れてしまいますが、2023年以降も自主上映会などの可能性はあるようなので、少しでも多くの方に見て欲しいです。
当日は、loneliness booksの潟見陽さん、字幕翻訳を担当くださった植田祐介さん、それとわたくし土井信吾が会場の皆様とトークや意見交換をさせていただきました。トークの最後にわたしから韓国のゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー向けに、HIV予防、検査、コミュニティセンターを運営しているiShirpの取り組みについて報告させていただきました。
最後になりましたが、当日の場所を貸してくださったu villageの皆様にお礼申し上げます。