イベント情報

性感染症予防啓発は誰のため?――広報と書籍から考えるこれからの性教育

これからの性教育
日時
2022年12月11日(日)20:00-21:30
会場
オンライン講座
入場
無料

 性感染症予防啓発広報や性教育に関する近年の書籍や刊行物の紹介を通して、「性」の伝え方を考えます。

【出演】
小林美香 (写真/ジェンダー表象研究者)
山田亜紀子(現代書館 編集者)
安孫子陽一(臨床検査技師 ぷれいす東京ボランティアスタッフ)

【対象】性教育、ジェンダー表象、性感染症、フェミニズム、医療に関心のある方
【定員】300人
【詳細&申込先】https://peatix.com/event/3412550

開催リポート

当日のアーカイブ動画

事前収録の動画

2022年12月11日にTOKYO AIDS WEEKS(12月1日の世界エイズデーの前後に、様々なNGOやグループが行うイベントの情報発信を行っています)に参加して、オンライン講座を開催いたしました。
この講座は、私が雑誌「シモーヌ(Les Simones)」VOL.7【特集】生と性 共存するフェミニズムに寄稿した「性感染症予防啓発は誰のため?――広報ポスターから考えるこれからの性教育」に関連して構成したもので、「広報編」と「書籍編」に分けて、「広報編」を事前収録で行い、「書籍編」では広報編の内容をダイジェストで紹介しながら、「シモーヌ」の特集・「生と性」について編集者の山田亜紀子さんにお話しいただきました。

広報編では、大学の授業などでも話しているHIV/AIDSや性感染症の広報や、エイズ・パニックの時代のアートアクティヴィズム、世界各地の性感染症予防啓発発動のあり方を比較しながらお話しして、ぷれいす東京でボランティアスタッフとして活動している臨床検査技師の安孫子陽一さんに聞き手になっていただきました。医療現場で働く現場の中で感じておられる「伝え方・コミュニケーションの課題」について、安孫子さんからお話を伺うこともできました。また、書籍編では山田亜紀子さんから、優生思想や広く生と性に関わる様々な問題を取り上げた特集を編まれた観点からお話していただきました。

note「性感染症予防啓発は予防啓発は誰のため?広報と書籍から考えるこれからの性教育 (振り返り)」より転載