中村キース・ヘリング美術館では、2022年12月1日（木）の世界エイズデーに因んで企画展示を開催いたします。
80年代に世界的アーティストとして活躍したキース・ヘリングは、1988年にHIV陽性の告知を受け、1990年、合併症により惜しくも31歳でこの世を去りました。
自身の感染を機に積極的に社会活動に取り組んだ作家の遺志のもと、当館では12月1日から、キース・ヘリングの活動や当館の15年間の活動と並行したHIV・エイズ関連資料やACT UPのポスターおよびエイズに関する歴史をまとめた年表の展示を行います。

また12月1日（木）当日にはcommunity center aktaさんとインスタライブを開催します。2022年における検査の現状や今だからこそ心がけたいことをお話しします。皆様のご視聴お待ちしています。

詳細は当館インスタグラムやツイッターにてお知らせいたしますので随時チェックをお願いいたします！
【申込】不要
インスタ：https://www.instagram.com/nakamurakeithharingcollection/
ツイッター：https://twitter.com/nakamura_haring

開催リポート

世界エイズデーに因み、12月1日から12月26日まで館内の無料スペースにて、HIV・エイズに関する資料の特別展示を行いました。
キース・ヘリングが生前に制作したポスターやTシャツをはじめ、Silence=Death Collectiveによる版画やHIV・エイズの歴史をまとめた年表を公開。
ヘリングだけでなくACT UPやVisual AIDSの活動についてもご紹介しました。

また、12月1日には特定非営利活動法人aktaより岩橋氏とジャンジ氏をゲストにお招きしてインスタグラムライブを行いました。
ゲストからはaktaの活動についてはもちろんのこと、STI検査の現状や定期的な検査の重要性、陽性者へのケアについてもお話を伺いました。
ライブ動画は当館公式インスタグラムにてアーカイブを公開しています。

中村キース・ヘリング美術館では、今後もHIV・エイズについて考える活動を行なってまいります。
Keith Haring Artwork ©Keith Haring Foundation

展示期間中の来館者数：1,718名
インスタライブアーカイブ動画視聴回数：2,543回（1月9日時点）
インスタライブアーカイブ動画URL：https://www.instagram.com/tv/ClnI0Hppke6/?utm_source=ig_web_copy_link