世界エイズデーイベント The path to ending AIDS: Mobilizing the city for Tokyo 2020
国連合同エイズ計画(UNAIDS)は、2030年までの「エイズの脅威の終結」を目指し、2020年までの目標としてケアカスケード「90-90-90」達成を掲げてきました。また、UNAIDSはケアカスケード推進のために”Fast Track Cities”という包括的な都市の取り組みを積極的に支援しています。
2020年は東京五輪が開催される特別な年で、世界中の視線が東京に集まります。「90-90-90」を東京および日本で達成するためにすべきことは何か、五輪対策で得られるレガシーは何か、多くの皆様と考えたいと思っております。
みなさまのご参加をお待ちしております。
■プログラム
挨拶
福井 次矢(聖路加国際大学 学長)
遠藤 弘良(聖路加国際大学 公衆衛生学研究科長)
演者
Stuart Gilmour(聖路加国際大学 生物統計学・生物情報科学 教授)
大塚 梨沙(聖路加国際大学 公衆衛生大学院)
Eleanor Gouws-Williams(UNAIDS, Fast-Track Implementation Department, Senior Advisor)
田沼 順子(国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター 医療情報室長)
パネルディスカッション・パネリスト
岡 慎一(国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター センター長)
白阪 琢磨(大阪医療センター臨床研究センター センター長)
松下 修三(日本エイズ学会理事長/熊本ヒトレトロウイルス学共同研究センター 教授)
■定員 200名
■申込
下記webサイトページ下部の申し込みフォーム、ご案内PDF掲載のURL・QRコードから申込フォームにアクセスし、事前登録をお願い致します。当日参加も可能ですが、その場合は直接会場にてお申し出ください。
詳細は、http://www.acc.ncgm.go.jp/news/20191101093152.html
■協力 聖路加国際大学・国連合同エイズ計画(UNAIDS)
※印刷用ちらしはこちら
開催リポート
2019年12月2日に大村伸・美枝子記念聖路加国際大学臨床学術センター日野原ホールにて開催いたしました世界エイズデーイベント The path to ending AIDS: Mobilizing the city forTokyo 2020(厚生労働省エイズ対策政策研究事業「2020年五輪大会に向けた東京都内のHIV・性感染症対策に関する研究」班主催/聖路加国際大学・UNAID共催)は、70名を超える皆様にお越し頂き盛会に終わりました。ジュネーブのUNAIDS本部よりお招きしたEleanor Gouws氏より、Fast-Track Citiesに参加によって得られるHIV対策上のメリットについて貴重なお話をうかがうことができました。フロアからも多数ご意見を頂き、2020年に向けて一丸となってHIV対策に取り組む雰囲気を感じたイベントとなりました。ご参集頂いた皆様に感謝申し上げます。
参加者 70名以上