第25回世界エイズデー礼拝
1995年から毎年続けられているキリスト教式の礼拝です。他宗教、無宗教のかたがたの参列も歓迎します。当初は逝去者の追悼から始まりましたが、今年は大幅にリニューアルし、HIV、そしてエイズと共に生きるかたがたに寄り添い、癒しを祈る内容になっています。
開催リポート
1995年から続けられている世界エイズデー礼拝は今年25回目を迎えました。会場を日本聖公会神田キリスト教会に移し、45名が出席しました。当初は日本聖公会東京教区内に置かれていた「AIDSプロジェクト」によって始められましたが、現在ではキリスト教の各教派が協力して開催されています。クリスチャンだけではなく、無宗教のかたや、金光教のかたの出席もありました。当初は亡くなられたかたがたを追悼する目的から始められましたが、HIVそしてAIDSのかたがたと「ともに生きる」というテーマを掲げ、あらゆる立場の人々が祈りを合わせる時になりました。特に礼拝中に何名かの牧師によって個別に「いやしの祈り」をしましたが、これにも多くの人が応じてくださいました。礼拝後には匿名性を大切にしつつ軽食をともにしました。(中村吉基)
参加者 45名
主催 日本聖公会東京教区人権委員会|カトリック中央協議会HIV/エイズデスク|ルーテルHIV/AIDSプロジェクト|宗教とLGBTネットワークの共催