ごあいさつ

HIV/AIDSは結核、マラリアと並んで「世界三大感染症」と呼ばれ、地球規模での対策が必要とされる課題です。日本でも毎年約1,500人が新たにHIV陽性と判明しており、決して他人事ではありません。さらに、HIV/AIDSに対する無知や偏見は、本来必要な人がHIV検査を受ける機会を奪い、またHIV陽性者に対する差別にもつながっています。

TOKYO AIDS WEEKS 2017をきっかけに、多くの方々にHIV/AIDSへの関心を持ってもらうこと、そしてHIV/AIDSにまつわる諸問題について様々な立場の人がいっしょに考えられたらと願っています。

TOKYO AIDS WEEKS 2017
実行委員一同

実行委員の紹介

代表
山縣真矢(NPO法人東京レインボープライド)
幹事
生島嗣(NPO法人ぷれいす東京)
加藤力也(NPO法人ぷれいす東京)
岩室紳也(AIDS文化フォーラム in 横浜/厚木市立病院)
荒木順子(NPO法人akta/コミュニティセンターakta)
宮田一雄(NPO法人AIDS & Society 研究会議)
HIRAKU(中村キース・ヘリング美術館)
松中権(認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ)
永野靖(中野LGBTネットワークにじいろ)
高野操(国立国際医療研究センター)
中野区保健所
中野区都市政策推進室
事務局
高久陽介(NPO法人日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス)

本サイトで使用しているキース・ヘリング作品について

キース・ヘリング(Keith Haring・米国ペンシルヴァニア州出身・1958年−1990年)は、アンディー・ウォーホルやバスキアなどと同様に、1980年代のアメリカ美術を代表するアーティストです。80年代初頭にニューヨークの地下鉄で、黒い紙が貼られた使用されていない広告板を使った通称サブウェイドローイングというグラフィティー・アートを始めました。そのコミカルで誰もが楽しめる落書きは、地下鉄の通勤客の間で評判となり、一躍キースの名を広めることになりました。

1980年から86年の間には、次々と展覧会が開催され、国際的にも高く評価されました。ニューヨークのタイムズ・スクエアのビルボードのアニメーションから、舞台デザイン、キースのグッズを販売するポップ・ショップをオープンするなど、制作活動は多岐に及びます。また世界中で壁画を制作したり、ワークショップなども開催し、社会的なプロジェクトも数多く手がけました。日本でも展覧会やワークショップの開催や、ポップショップも展開されました。

1988年にはHIV感染と診断され、その翌年に財団を設立しました。1990年31歳で亡くなるまで、アート活動を通してHIV/AIDS予防啓発運動にも最後まで積極的に関わりました。
本サイトで使用されている作品は、キース・ヘリングが活動をともにしたエイズ患者の権利拡大を訴えた団体・アクトアップのために制作されたポスターで、「見ざる・聞かざる・言わざる」の意を寓する三猿がモチーフになっており、1980年代当時のエイズに対する政府や社会の無関心を警告したものです。

The Keith Haring Foundation
http://www.haring.com/

中村キース・ヘリング美術館
http://www.nakamura-haring.com/

Keith Haring Artwork ©Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection